写真集(その45)ー列車の行き先表示(JR北海道・西日本・四国・九州)ー
ここでは、JR北海道・西日本・九州の在来線特急列車を中心に印象的な行き先表示をまとめた。
JR北海道

721系電車で運転される快速エアポート。2007年秋、L特急スーパーカムイのデビューとほぼ同時期に行き先表示幕のリニューアルが行われ、リニューアル前(左)になかった「飛行機マーク」が付いた(右)。

721系電車で運転される区間快速いしかりライナー。上の快速エアポートとほぼ同時期に、(左)から(右)へ行き先表示幕のリニューアルが行われている。

快速エアポート発足から、1時間に1本は旭川へ直通運転している。札幌ー旭川間は特急列車となるが、L特急スーパーカムイのデビュー前はL特急スーパーホワイトアローとして運転された。


789系電車により運転されるL特急スーパーカムイ。(上左)(上右)旭川ー札幌間運転の場合。(下左)(下右)旭川ー新千歳空港間直通運転の場合。行き先表示がLED化され、日本語と英語を交互に表示できるようになった。


781系電車により運転されていたL特急ライラック(上左・上右)と、L特急すずらん(下左・下右)。


785系電車により運転されるL特急すずらん。(上左・上右)行き先表示も一新された。(下左・下右)ヘッドマークも以前の781系の頃のデザインを残しつつ、フルカラーLEDで表現するようになった。

札幌ー函館間の特急列車は、(左)キハ281系・キハ283系を使用した「スーパー北斗」(左はキハ281系気動車)と、(右)キハ183系気動車による「北斗」の両方が残っている。


特急スーパーとかち。特急スーパーおおぞらの合間を縫って283系気動車で運転していた(上左)(上右)が、キハ283系気動車の増備が終了してからはキハ261系気動車による増備に切り替えられ(下左)(下右)、2007年秋からはキハ283系気動車とキハ261系気動車で運転されるようになった。
JR西日本
「北近畿ビッグXネットワーク」の特急列車は別途こちらでも触れた。また、北陸線の特急列車は別途こちらでも触れた。

(左)小野田線(本山支線)用電車クモハ42001。2003年3月まで定期運用があった。(右)小野田線で主に使われる123系電車。本山支線ではクモハ42001退役後に置き換えられた。ただ、退役前からクモハ42001が検査などに入ったときには、代車として運転されたこともあった。

特急「はまかぜ」。キハ181系(左)で2010年11月6日まで運行され、翌日からキハ189系(右)に置き換えられた。キハ181系は一部がミャンマーに譲渡された。

特急「スーパーはくと」(智頭急行HOT7000系気動車)。「HOT」は智頭線の沿線三県(兵庫・岡山・鳥取)の頭文字を取っている。


特急「サンダーバード」(上左)、特急「しらさぎ」(上右)、特急「はくたか」(下左)(681系電車・683系電車、下右)。


関空特急「はるか」(281系電車)。

特急「はしだて」(183系電車)。

特急「北近畿」(183系電車)。

特急「北近畿」改め「こうのとり」(183系電車)。ヘッドマークは「北近畿」とほとんど変わっていない。

特急「タンゴディスカバリー」(北近畿タンゴ鉄道KTR8000系気動車)。途中の綾部駅で久美浜行きと東舞鶴行きに分かれる。久美浜行きは到着後、快速列車となり豊岡駅まで直通する。


特急「スーパーくろしお」(381系電車)。2012年3月ダイヤ改正で京都・新大阪〜紀勢線方面の特急の愛称名は「オーシャンアロー」を含めてすべて「くろしお」に統一された。


(上左・上右)321系電車により運転される普通電車・須磨行き。(下左・下右)321系電車により運転される普通電車・西明石行き。JR東西線からの直通列車のため、種別幕「普通」の下に桃色の帯が引かれている(下左)。


JR西日本321系電車に搭載されているLCDディスプレイ。(上左・上右)JR神戸線用、(下左・下右)JR東西線用。

「おおさか東線」は久宝寺から放出を経て新大阪・「北梅田」を結ぶ予定となっており、そのうちの久宝寺ー放出間が2008年に部分開業した。残る放出ー新大阪・「北梅田」間は2018年度の開業を予定している。


103系電車(奈良線、上左・上右)・201系電車(大阪環状線、下左・下右)も関西ではまだ使われている。

かつて213系電車で運転されていた瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」。高松側の先頭車には、1988年の瀬戸大橋線の開業に先立ち前年から展望グリーン車を使用していたが、2003年9月末をもって退役し、JR四国の5000系展望車両に置き換えられた。
JR四国

8000系電車特急「いしづち」。

N2000系気動車特急「しまんと」。
JR九州

(左)九州新幹線開業前は787系電車による特急「つばめ」が主に博多ー西鹿児島(現在の鹿児島中央)まで運転されていた。(右)883系電車による特急ソニック。

(左)885系電車による特急「かもめ」。「白いかもめ」の愛称で親しまれ、博多ー長崎間の所要時間短縮に貢献している。(右)783系電車による特急「みどり」。佐世保線系統には、特急「ハウステンボス」と合わせて783系電車が残る。

(左)(右)787系電車による特急「有明」。主に博多・小倉ー熊本・豊肥本線方面に運転され、九州新幹線開業前は特急「つばめ」を補完する役を担っていた。2011年3月の九州新幹線・新八代ー博多間開通後も、西鉄と競合する大牟田方面への特急として早朝・深夜に一定数残すことが決まっているが、余裕ができる787系電車は日豊本線方面に回り、485系電車などを置き換えることになっている。
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