写真集(その14)ー駅構内で見つけた設備・珍しい列車(その1)ー
ここでは、0キロポストや櫛形ホームの先端、駅構内の表示や設備などを中心にまとめた。なお、珍しい列車などは続き「その2」としてこちらにまとめた。
「0キロポスト」

東京駅、東北・上越・長野新幹線ホームの床に埋め込まれた0キロポスト。新青森駅は713.7km先。

東京駅、東海道新幹線18・19番ホームの床に埋め込まれたタイル。タイル内の「星形」の中央を取り囲むように「新幹線起点」と書かれている。

東京駅、中央快速線ホームの0キロポスト。左は1番線、右は2番線。

(左)東武伊勢崎線北千住駅。過去の経緯から0キロポストを北千住駅に置いており、上り浅草方面ホームのタイルに埋め込まれている。(右)京急品川駅。やはり0キロポストを品川駅に置いており、1番線と2番線のレールの間にモニュメントとして置かれている。

京急品川駅の2・3番ホームに埋め込まれたタイル。0キロポストの位置に合わせて埋められている。三浦半島を中心にした京急の路線図をかたどっているが、その上方にある「矢羽根」(これは京急の社紋の一部でもある)の部分が品川駅(=0キロポスト)であり、ここからわずかに上に延びた線の端が泉岳寺駅を表す。

京王新線新宿駅。写真の0キロポストより右側(東側)は都営新宿線。

小田急新宿駅。2・3番ホーム(左)と4・5番ホーム(右)には、ホームから下の線路を見下ろした線路脇の部分に0キロポストの絵が描き込まれている。

(左)東武動物公園駅。東武日光線の0キロポスト。(右)富山ライトレール・奥田中学校前駅。ここを境にして岩瀬浜方面(写真右側方向)が旧・JR富山港線。
〝茅原実里〟駅

(左)京成千原線・ちはら台駅、(右)新京成電鉄・みのり台駅。新京成電鉄の京成千葉線片乗り入れ開始後も両駅を一本で結ぶ列車はなく、最低でも千葉中央駅か京成津田沼駅のいずれかで一度乗り換えとなる。
東急世田谷線の「若林踏切」

東急世田谷線は西太子堂駅ー若林駅間で環七通りと交差するが、通常の遮断機の代わりに交通信号が設置され、環七通りを通行する自動車はこの交通信号に従い、青信号の場合は一時停止なしに通過する。その際、世田谷線の電車の方が道路手前で一時停止する。左:環七通りをまたぐ世田谷線の電車。左の信号機は赤信号で車が一時停止している。右:交通信号横の表記。かつては遮断機を備えた通常の踏切であり、「若林踏切」の名称はその名残。
伊予鉄道大手町駅付近の平面交差

伊予鉄道の郊外電車と市内電車が大手町駅付近で平面交差する。大通りだが踏切もあり、遮断時には市内電車も自動車同様、踏切手前で一旦停止する。このかたちでの平面交差は全国でも非常に珍しくなった。
「出発時機表示器」


「ATOS関連機器」として首都圏の駅のホームに設置されている。定時運行のときは(上左)のように消灯しているが、列車の出発を見合わせる場合は(上右)のように「抑止」を表示する。また、列車の運行間隔調整などで定時よりも遅らせて発車させる必要がある場合は(下左・下右)のように「延発」と「(発車させる時間を分と秒で表示、ここでは「48分30秒発に変更」を表す)」を交互に表示する。
戸閉め合図表示機


(上左・上右)京急品川駅、(下左・下右)京阪出町柳駅。「戸閉めヨシ」で「ト」が点灯する。
小田急線・東京メトロ千代田線代々木上原駅

下段の「ご乗車できません」は小田急線から千代田線に直通するロマンスカー。乗務員交代のための停車であって、乗客の乗り降りはできない。また、千代田線内(メトロはこね・メトロホームウェイ)・有楽町線内(ベイリゾート)の停車駅間のみの利用もできない。
東京メトロ半蔵門線


半蔵門線と東急・東武の三社相互乗り入れが開始されてから、駅構内の発車時刻表示機に発車時刻や行き先とともに、「○○の車両です」と表示されるようになった。車いすスペースなどの車内設備が乗り入れる三社で異なることから行われているという。
勾配標

箱根登山鉄道の箱根湯本駅から強羅駅までの区間は80パーミルの急勾配区間を抱える(左)。この急勾配を、1000形電車「ベルニナ号」(右)、2000形電車「サンモリッツ号」などが上り下りする。
櫛形ホームの終端
主なターミナル駅の櫛形ホームの終端には緩衝器が備え付けられている。カヤバ工業(KYB、旧・萱場工業)製の緩衝器を採用している駅が多い。

上野駅・13番線。

長野電鉄長野駅。

阪神三宮駅。

東武東上線池袋駅。

豊橋駅。
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