写真集(その24)ーJR東日本・北海道・四国・貨物の気になる車両ー
これまで撮りためた写真の中からJR東日本・JR北海道の在来線を中心に印象的な車両・気になる車両をまとめた。
JR東日本・EF510形(500番台)電気機関車



JR東日本・EF510形(500番台)電気機関車。これまで寝台特急「北斗星」「カシオペア」牽引にあたってきたEF81形電気機関車に替わって導入された。写真の青色塗装の他に、「カシオペア」に合わせた銀色の機関車もある。ただ、厳密に使い分けられているわけでなく、青色の機関車が「カシオペア」を牽引したり、逆に銀色の機関車が「北斗星」を牽引することもある。この他、一部の貨物列車牽引にも使われる。現状では機関車が青函トンネル(津軽海峡線)に対応していないため、青森で機関車を交換する。
JR東日本・185系電車 (特急「踊り子」、登場当時の復刻塗装)


JR東日本・185系電車。民営化前の1981年に登場した。当初、「踊り子」号向けには白い車体に緑色の斜めストライプが施されていた。後年のリニューアル工事で湘南色のブロックパターンに塗装変更されたが、2011年〜2012年にかけて基本編成10両1本(A8編成)と付属編成5両1本(C1編成)がそれぞれ登場時のストライプ塗装に戻され、他の編成と共通で運用されるようになった。 写真は東京駅で出発を待つ踊り子115号。先頭・伊豆急下田行き10両がストライプ塗装(A8編成)、後側・修善寺行き5両が湘南色ブロックパターン。2012年6月27日撮影。


上記と同じくJR東日本・185系電車。写真は東京駅に到着した踊り子106号。先頭・修善寺発5両がストライプ塗装(C1編成)、後側・伊豆急下田発10両が湘南色ブロックパターン。到着後「回送」の幕を掲げ、田町車両センターへ回送された。2012年6月27日撮影。
JR東日本・189系電車 (「ホリデー快速河口湖号(新宿発着)」)

「ホリデー快速河口湖号」。新宿発は、かつての「あずさ」色189系電車により休日を中心に運転。
JR東日本・485系電車(東武直通特急「日光」「きぬがわ」)

東武鉄道直通特急についてはE253系電車への置き換えが決まった。
JR東日本・485系電車(特急「白鳥」)

JR東日本・485系電車(特急「いなほ」)

2010年12月4日のダイヤ改正をもって、青森駅発着の「いなほ」号がなくなった。
JR東日本・651系電車、E653系電車 (特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」)


(上左・上右)651系電車、(下左・下右)E653系電車。2012年から新型車両・E657系電車を投入して現行の651系電車の置き換えを図る。
JR東日本・205系電車(仙石線向け3100番台)



もと山手線・埼京線で使用していた205系電車を改造し、従来からの103系電車を置き換えた。一部の編成はロングシート/クロスシートの転換が可能になっており、該当する編成には(上右)のように「2WAYシート」のマークがついている。また、各車両には沿線の名物をイメージしたイラストが入っている(中左:仙台、中右:松島、下左:塩竈、下右:石巻)。
東日本大震災で仙石線も大きな被害を受け、仙台口は高城町で、石巻口は陸前小野でそれぞれ折り返し運転が続いている。なお、石巻口は暫定的に気動車で運転している。
JR北海道・789系電車 (特急「スーパー白鳥」、L特急「スーパーカムイ」)


(上左・上右)基本番台(「スーパー白鳥」用)。(下左・下右)1000番台(「スーパーカムイ」用)。
JR北海道の特急列車のシンボルマーク
ここではJR北海道の特急列車のシンボルマークをまとめた。

(左)キハ183系気動車。(右)キハ261系気動車。写真は「スーパー宗谷」。同じ型式の気動車を使用する「スーパーとかち」にも同様のマークが付いているが、ロゴ下のラインが黄色(エゾカンゾウのイメージ)ではなくオレンジ色(エゾスカシユリのイメージ)となっている。

(左)キハ281系気動車。(右)キハ283系気動車。どちらも振り子式車両なので「FURICO」のロゴと曲線イメージがあしらわれている。

(左)785系電車。「スーパーホワイトアロー」として運転されていた当時のもの。「SWA」と「白い矢」のシンボルマークが側面に描かれていたが、「スーパーカムイ」へ改称されて以降その姿を消しつつある。(右)789系電車。同電車の登場前、「HEAT」はロゴデザインが異なるが、キハ281系気動車に付いていた。
JR四国(特急型・近郊型)

8000系電車。1993年、予讃線の電化開業とともに本格的に登場。振り子機構を搭載し、これまでの気動車列車より所要時間短縮に貢献している。

(左)2000系気動車(量産型)。土讃線方面の特急列車に主に使用される。(右)N2000系気動車。主に高徳線で使用される。

(左)7000系電車。1990年、予讃線の松山地区電化開業により登場。予讃線の電化区間と土讃線の多度津ー琴平間に使用される。(右)1200形気動車。もともと1990-1997年に製造された1000形気動車だったが、2006年に後継車種として1500形気動車の製造を開始したことで併結対応改造が行われ、1200形となった。非電化路線・区間である高徳線・鳴門線・牟岐線・徳島線・土讃線の他、ごめん・なはり線に直通するものもある。
国鉄EF65形電気機関車、EF81形電気機関車

(左)国鉄EF65形電気機関車(1118号機、「スーパーエクスプレスレインボー」専用機)。車体横に大書された「EF65」のレタリングが目印。「スーパーエクスプレスレインボー」は2000年に廃車となったが、1118号機は臨時列車などの牽引に使用されている。2012年5月8日、八王子駅構内(中央快速線の車窓越しに撮影)。 (右)国鉄EF81形電気機関車(「北斗星」色)。車体横に銀色の流星が描かれている。前述のEF510形(500番台)電気機関車の就役まで寝台特急「北斗星」などの牽引にあたってきた。上野駅にて撮影。
JR貨物・EH200形電気機関車



JR貨物・EH200形電気機関車。既存のEF64形電気機関車に代わる形で、主に中央本線・篠ノ井線・上越線の貨物列車牽引に使用される。
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