ー列車の行き先表示(JR東日本・E231系、E531系以前の電車)ー
写真集(その46)ー列車の行き先表示(JR東日本・E231系、E531系以前の電車)ー
ここでは、JR東日本の在来線列車の行き先表示のうち、E231系・E531系以前の電車を中心にまとめた。なお、千葉・房総方面の201系・205系・209系・211系・E217系はこちらも参照。
101系・103系・201系・203系電車

南武支線に残っていた101系電車。1992年以降、唯一101系電車の残る区間だったが2003年に205系電車に置き換えられた。

かつて鶴見線に103系電車が走っていた頃。鶴見発の電車は方面別に行き先表示幕に色がつけられていた。(右)の海芝浦行きは青色とされた。

(左)武蔵野線の103系電車。(右)中央快速線で使用された201系電車。早朝と深夜は中央緩行線で「各駅停車」として運転されていた。すでに退役済み。

(左)(参考)大阪周辺では201系電車がいまでも健在。(右)常磐緩行線・地下鉄千代田線の203系電車。
房総各線用113系電車



2010年3月13日のダイヤ改正までは113系電車が東京・両国駅から房総方面への新聞輸送も担っていた。客室の一部を幕で仕切り、ここに新聞を積載していた。


千葉・房総エリアに残り続けていた「スカ色」113系電車も2011年9月をもって営業運転から退き、209系・211系に引き継がれた。

「スカ色」113系電車@新宿駅。2011年9月19日撮影。
205系電車

埼京線向け205系電車。現在は行き先表示もLED化されているが、かつては幕式だった。


埼京線・りんかい線向け205系電車。行き先表示は6扉車を含めてすでにLED化されている。


埼京線・りんかい線向け205系電車。(上左・上右)は直通先のりんかい線・70-000系電車。

205系電車・埼京線6扉車の行き先表示機。扉間の限られた窓スペースに収めている。


2010年12月4日から、大宮ー西船橋・新習志野・海浜幕張を乗り換えなしで結ぶ「しもうさ号」が定期運転を開始した。大宮発は西船橋・新習志野・海浜幕張行きが各1本。武蔵野線内は各駅に停車し、武蔵浦和から大宮までは無停車で運転する。「新習志野」(上右)だけ、やや書体が異なるように見える。


205系電車による武蔵野快速と武蔵野線各駅停車。(上左)武蔵野快速・東京行き、(上右)武蔵野快速・府中本町行き。武蔵野快速・府中本町行きは西船橋から各駅停車となるため、西船橋で表示を「快速」表記のない「府中本町」のみ(下右)に変える。
(下左)各駅停車・南船橋行き。西船橋から南船橋方面へ向かう電車については、他に海浜幕張・新習志野まで運転する電車もある。(下右)各駅停車・府中本町行き。

南武線向け205系電車。左は快速電車、右は普通電車。行先幕にも南武線の車体帯が引かれている。

(左)八高線向け205系電車。八王子〜箱根ヶ崎間の区間運転電車が一日一往復運転される。
(右)京葉線向け205系電車を改造した富士急行6000系電車。


仙石線向け205系電車。小鶴新田行き(上右)は到着後、駅近くの車庫に入庫する電車が使用することが多い。
209系電車


209系電車による武蔵野快速・府中本町行き。

209系電車による武蔵野快速・東京行き。


209系電車による南船橋行き。(上左・上右)は西船橋始発なので「京葉線」と「南船橋」の交互表示。(下左・下右)は武蔵野線からの直通電車なので「武蔵野線」と「南船橋」の交互表示。

武蔵野線からの電車が南船橋駅に到着後、府中本町行きの各駅停車として西船橋方面に折り返す。


常磐緩行線向け209系電車。


京浜東北線向け209系電車。現在はE233系に置き換えられている。改造されて千葉・房総方面などに移籍した車両も多い。
211系・E217系・E127系電車


(上左・上右)211系電車とE217系電車の並び。(下右)211系電車とE231系電車の並び。

(左)東海道線用E217系電車の前面種別表示。(右)東海道線用E217系電車の行き先表示。


211系電車による快速アクティー。(上右)はグリーン車。(下左・下右)のように普通車を中心に行き先表示がLED化されず、幕のままになっているものがある。

長野地区向けE127系電車。
その他(ホリデー快速・気動車・ライナー他)

「ホリデー快速ビューやまなし号」。215系電車により、休日を中心に新宿・千葉ー小淵沢間で運転。

(左)「ホリデー快速河口湖号」。189系電車により、休日を中心に新宿ー河口湖間で運転。(右)「ホリデー快速鎌倉号」。115系電車により、南越谷ー北朝霞ー鶴見ー鎌倉間で運転。日常、貨物列車しか通過しない府中本町ー鶴見間の「武蔵野南線」を通る。

(左)左沢線・羽前長崎行きキハ100系気動車。2001年7月から2002年2月まで寒河江駅移転工事のため羽前長崎から左沢までの間はバス代行運転が行われたことによるもの。寒河江駅移転工事終了後に羽前長崎駅の交換設備は撤去されている。
(右)秋田ー花輪線直通快速・鹿角花輪行き。この系統での運転は1986年に始まった。当時は奥羽本線内は急行「よねしろ」、花輪線内はもともと普通列車扱いだった。2002年に「よねしろ」が快速に格下げされて愛称名を失い、2008年には大館駅で運行系統が分離された。

(左)IGRいわて銀河鉄道・IGR7000系電車。東北本線盛岡以北がJRから経営分離されるとき、701系電車の一部がいわて銀河鉄道・青い森鉄道に譲渡され、それぞれIGR7000系・青い森701系を名乗るようになった。
(右)田沢湖線普通・雫石行き。701系電車だが、田沢湖線が標準軌のため5000番台と分けられている。

かつて「湘南新宿ライナー」という列車が運転されていた。現在の新宿駅に発着する湘南ライナーに相当する列車だったが、「湘南新宿ライン」の運行が始まって程なく混同防止のために名称が変更された。
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