ー東京都心と成田空港を結ぶアクセス列車ー<
写真集(その30)ー東京都心と成田空港を結ぶアクセス列車ー
東京都心と成田空港を結ぶアクセス列車としてはJR東日本の「成田エクスプレス」と京成電鉄の「スカイライナー」がしのぎを削る。「スカイライナー」は2010年7月の「成田スカイアクセス線」開業で日暮里ー空港第2ビル間の所要時間を36分に縮め、さらに新型車両AE形の導入を目玉にした。対する「成田エクスプレス」は東京駅・新宿駅をはじめとした山手線内の主要駅や横浜駅などへ直結、さらに車両もこれまでのE253系から新たにE259系に置き換えを図り、対抗している。
この項は、特記がなければ写真左列にJR東日本・「成田エクスプレス」、右列に京成電鉄・「スカイライナー」を並べることにする。
成田空港駅(第1旅客ターミナル)




京成では、駅や列車の案内について、成田スカイアクセス線経由をオレンジ色、従来からの船橋経由を青色で区別している。
使用車両




右側(京成)の下2枚の写真、手前側が現行「スカイライナー」、奥側が以前の「スカイライナー」。現在は「シティライナー」として引き続き京成本線・船橋経由で上野と成田空港を結んでいる。
行き先表示機
どちらも行き先表示機にフルカラーLCDを導入している。






車内の案内表示(1)




E259系電車(成田エクスプレス)では車内出入口のデッキの他、客室内にも天井から吊り下げる形でLCD案内装置を備える。
車内の案内表示(2)





どちらの案内装置も四カ国語に対応している。
車内設備・補足事項

普通車の座席。(左)成田エクスプレス、(右)スカイライナー。

(左)E259系電車(成田エクスプレス)では客室入口にワイヤー錠付きの荷物置場を設置。(右)AE形は基本的にスカイライナーに使用されるが、早朝・夜間には「モーニングライナー」「イブニングライナー」として上野ー成田・成田空港間を京成本線経由で運行する。


E259系電車では電車のホームへの進入及び発車の際に、写真左上・左下のような動画が現れる。
AE形デビューに際して、京成では「JAPAN SPEED」をキャッチフレーズに精力的な宣伝を行った(写真右上)。スカイライナーでは終着近くに差し掛かると、多言語による「ありがとう」を表示する。(写真右下)。
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